6月12日(日)13:00開始 淀川区民センター
「ビリーケン・キッド25周年記念大会」
観衆560人(超満員札止め)
第1試合 シングルマッチ20分1本勝負
◯クワイエット・ストーム vs 松房龍哉×
7:10 53cm腕ラリアット→片エビ固め
※松房が若さを活かした機動力でかき回しにかかるがストームのパワフル殺法に苦しめられる。それでも松房が放ったオリジナル技の我龍天睛は声援禁止の場内から思わず声が漏れるほど。最後は必死にくらいつく松房をストームが剛腕で捩じ伏せた。
第2試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
◯ツバサ&政宗&グルクンマスク vs アルティメット・スパイダーJr&アレス×&菊池悠斗
12:57プエンテ・デ・ソル
※赤いコスチュームで揃えた若手トリオとベテラントリオの華やかな試合。久々に参戦の政宗が味わい深い技で初対戦のアレスとやり合う。空中弾の競演などスピーディな展開を繰り広げたが、ベテラントリオがトリプルジャベで完封勝利。
第3試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
◯高井憲吾&えべっさん&タコヤキーダー vs ザ・ボディガー&くいしんぼう仮面&大坂丈一郎×
17:51ハングリーバスター→片エビ固め
※コミカル色が強いメンバーに元大阪プロレスの高井が参加。大阪プロレス伝統芸能ムーブの連続に観客もマスク越しから笑いが漏れる。最後は高井がハングリーバスターで丈一郎を真っ白に燃え尽きさせた。
第4試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
◯ゼウス&三原一晃&TORU vs タイガースマスク&ブラックバファロー×&桜島なおき
16:10ジャック・ハマー→片エビ固め
※8年振りに里帰りを果たした桜島を軸にLOV再結成となったもう1つのメモリアルマッチ。LOV得意の硬軟織り混ぜた乱戦でペースを掴み、桜島と三原の同期対決に盛り上がるが身心共に充実の現大阪プロレス王者、ゼウスが一気に試合を決めた。
第5試合 スペシャルシングルマッチ時間無制限1本勝負
◯ビリーケン・キッド vs HUB×
25:35ベルティゴ→片エビ固め
※2002年の出逢い以来、互いの節目となる記念試合で対決してきた両者の一騎討ち。終生のライバルと呼ぶに相応しい互いを知り尽くしたが故の先を読む高度な試合に観客も固唾を飲んで見守る。次第に互いの弱点であるビリーの膝とHUBの頭部に照準を定めた集中砲火に両者は大ダメージを負う。超満員に膨れ上がった観客の万感の手拍子に奮い立ったビリーは死力を尽くしてハイキック連打からのベルティゴ2連発で有終の美を飾った。
【試合後】
ビリーは自らの記念試合の対戦相手として受けてくれたHUBに対して感謝の意を表し、次は3年後のHUB25周年記念大会での再戦を誓いあった。またビリーは今まで支え続けて来てくれたファンや家族に対しても感謝の意を表し、最後は愛息をリングに挙げて記念撮影をすると言う微笑ましい光景で多好感に溢れる大会が幕を閉じた。